那須のおいしい店93 (海鮮料理 魚しず) |
では、本題です。那須というより、白河の店なのですが、まぁ、にに倶楽部から車で30分程度なので、生活圏ということで、このカテゴリーに入れておきました。食事もとれますが、隣接する魚屋さんが目当てなのです。山の中で、美味しい魚を探すのには苦労していたのですが、ここがあれば、安くて新鮮な魚が盛りたくさんなのです。普段はいわきから仕入れている魚がほとんどなのですが、今は、あちこちの産地の魚でカバーしているそうです。
海鮮料理 魚しず
福島県西白河郡西郷村
小田倉字大平224
0248-25-2576
こんな感じで色々珍しい魚が売っています。魚屋好きにはたまらん店です。(これは震災前の写真です)
これだけもってもらって、2300円だったかな。まぐろ、さより、かんぱち、そい、さごち(鰆の子供)。生の鰆なんて、なかなか食べられないのです。
かんぱちの腹身。脂がのりのり。
一緒に買ってきた千葉産ハマグリはお吸い物になりました。
鮮度と値段は抜群です。でも、いかにも田舎的に刺身の切り方が全て厚いのです・・・。柵で買ってきた方がいいかな。
■後日談
震災後も頑張って営業しているとのことだったので、行ってきました。「いつもより、2割から3割り安くなっちゃってるよ」とのことでした。
ほっけの刺身がありました。北海道でも食べたことがなかったのです。食感は柔らかく、味は甘く、とろけるような感じです。きみこは「きもち悪い」と言って、一切れしか食べませんでしたが・・・。
この日の刺し盛りは、石鯛、ほっけ、カツオ、ヒラマサ(腹身)の豪華4点盛り。やはり、石鯛は薄く切ってほしかったなぁ。先日亡くなった、近所のSさんの奥さんにおすそわけを持っていったら喜んでくれました。Sさん、北海道出身で、ほっけの刺身が好物だったようです。
天然の鯛も半身で買って、翌日カルパッチョにしました。もちろん、アラをもらいました。それは石鯛のアラと合わせてアラ煮と鯛めしになったのです。鯛めしとカルパッチョは写真忘れました・・・。
■後日談
この日は、クエ、マグロ、沖ヒラメ、スズキ。沖ヒラメは初めて食べましたが、普通のヒラメより脂が乗っている感じです。
マグロはヅケにもしてみましたが、これがなかなかいけました。
■後日談
ヒラマサが2人前で1000円弱!
超でっかいアジは1匹600円!
松鯛と書いてあったけど、松鯛じゃないような気がする・・・。
被災者でもないのに、この約40日間は、
なんだか、どんよりとした気持ちで過ごしておりました。
でも、この魚屋さんの写真を見て、
なんだか解らないけど、ちゃんと上をむいて歩かないといかんなあと思ってしまいました。
「負けるな!福島!負けるな、東北!」ですね。
今年の夏は、会津にでも行ってみようかな。
どんよりしちゃいますよね、毎日被災地の大変な状況を見ていたら。こっちなんて、毎日のように余震があるから尚ですよ。
会津、にに倶楽部から近いですよ。日帰りで十分行けちゃいますよ。お待ちしておりま~す。