山手グルメ探訪163 |
あまり考えずにサンドイッチを買ってみた。サンドイッチが食べたい気分だったから。食べて納得。コンビニのサンドイッチの方が美味しい。パンはボソボソだし、具は少ないし、マーガリンの味ばかりが強調されている。それで値段はコンビニ並…。立地が悪い上に、これじゃ商売成り立たない。
合羽橋に、同じように脱サラした人がやっている肉巻きおにぎり屋さんがある。初めはお客さんが入らなくて心配していたが、今や食べログなんかの評価も高いなかなかの繁盛店になっている。ここは奥さんの作る、稲荷寿司もかなり美味しい。
立地の違いは多少はあるものの、逆の立地でも同じ結果になっていた気がする。趣味の領域と商売を混同してはいけないなとつくづく感じたのでした。
では、本題です。神楽坂の老舗「魚徳」の流れを汲むだけあり、とてもに上品な佇まいの店です。
旬の膳 弥生
新宿 区神楽坂3-6
03-3267-0031
ランチは日替わりで1種類のみのようです。この日は、鱧ごはん(840 円)という貼り紙に惹かれて初入店。味噌汁、小鉢、漬物が付いて、メインのごはんはお代わり可です。かなり京都っぽい感じかなぁ。ごはんの山椒が僕には ちょっときつすぎました。美味しいんですけど、基本的に山椒はあまり好きではないのです。あまりにも主張が強すぎて、素材の味が大分変ってしまうから。だ から、美味しい鰻には絶対に山椒はかけません。小鉢は焼茄子の寒天寄せ(?)。これはとっても上品でいい味でした。漬物も海苔の味噌汁もいい感じです。 ぱっと見た目には粗末に見えますが、十分満足できました。
夜行ったら、軽く1万円超えてしまいそうな店です。
京都は親子丼などにも山椒がのってるお店が多いと思います。
私にとって山椒のない鰻はさびぬき握りと同じですが・・・。