下町グルメ探訪198 |
では、本題です。やっと、とうとう迫ってきた、渡仏伊のお土産買い出し中に、いいにおいにつられてしまいました。びっくりです、3時半に行ったのに長蛇の列…。なぜかと言えば、かなり、相当、これでもかというくらいお得に美味しい天丼が食べられるのです。僕、滅多に「並ぶ」ということをしないのですが、今回ばかりは並んでしまいました。
日本橋天丼 金子半之助
中央区日本橋室町1-11-15
03-3243-0707
誰よりも和食を愛した金子半之助。その孫が、幼い頃に祖父からもらった閻魔帳(レシピ帳)。その中には門外不出、秘伝の「江戸前の天丼たれ」の作り方があり、この秘伝の丼たれに合うタネ(材料)との試行錯誤を重ね、ようやく一杯の天丼が完成した。金子半之助がこの世を去って20年。生前、江戸前天丼の復活を願っていた金子半之助の意思を継ぎ、半之助が愛した、ここ江戸日本橋室町で今、粋で豪快な「江戸前天丼」の専門店を開店する。というHPの謳い文句。さて、どんな天丼が食べられるか?
40分程並んでありついた、江戸前天丼(880円)。大盛りは+100円です。味噌汁はデフォルトではなく、付けると+100円です。出汁がよく出ていい味だったので、付けるべきでしょう。
いやいや、出てきた天丼を見てびっくりです。穴子1本、海老2匹、イカのかき揚げ、半熟玉子、海苔、シシトウが入っています。これでこの値段とは驚愕なのです。
半熟玉子の天ぷらって珍しいですね。松山で食べて以来かな。とろとろ。しかし、すごいボリュームなので、大盛りにしなくて良かったかもしれません。
卓上のゴボウのガリみたいなのと、大根の漬け物は食べ放題。ゴボウ、かなり美味しいです。
もちろん、こんな天丼を前にしたら、生ビールは追加で頼んだのでした。この店はかなりの「大当たり」です。でも、もうちょっと回転が良ければいいんだけどなぁ。