那須のおいしい店122 (小さなすし屋 なすべえ) |
「さぁ、このカマ、2,500円と言いたいところだが、500円にしとくよ。欲しい人?」とのことで、一斉に「は~い」と手が上がります。僕もとりあえず、「は~い」と手を上げじゃんけん大会に突入です。約20人ほどがお店の人と一斉にじゃんけんして、3回程で、1名が残りました。その1名がなんと、僕。こんな所で運を使いたくはなかったのですが、まぁいいか。
「さて、どうやって食べようか?」カマといったら、常套手段は焼物でしょう。でも、解体したてですからねぇ。それも養殖とはいえ、本マグロ。それは、やっぱり生食しかありえません。このカマトロ、とろけます。
ひっかきもトロットロです。あ~、美味しかった。ごちそうさまでした。
では、本題です。やっと行くことができた、観光客皆無の寿司屋さん。前々から気になっていたのですよ、「こんな立地なのに、いつも車がいっぱいだなぁ」と。その後、予約を試みること数回、「満席」「臨時休業」等の理由で5回程度ふられていました。
小さなすし屋 なすべえ
栃木県那須郡那須町高久甲1058-89
0287-63-6369
単品で頼んだ白子の天ぷら。う~ん、揚げ方がとてもいいです。うま~い。
13カンの握りの「ちょと贅沢握り(2,000円)」のスタート。まずは茶碗蒸し。普通に美味しいのですが、やはり茶碗蒸しはかずおに勝るものなしです。
えーっと、正式名称はなんだっけな。がんもが出汁につかったような料理です。がんもの味、出汁の上品さ、めちゃくちゃ美味かったのでした。
いよいよ、握りです。これは僕とかずおの2人分です。どのネタも鮮度が良く、ふわっと握られています。シャリも小さめでいい感じです。特にアナゴはほわっほわで美味しかったなぁ。
味噌汁は、鮭のつみれが入っています。これが鮭好きにはたまりません。
なんと、デザートまで付いてます。この日はかぼちゃのチーズケーキ。これで2,000円。安い!とってもお値打ちです。
ちなみに、これはきみこが頼んだばらちらし(1,100円)。この値段なのに、ちょっと贅沢握りと同じ小鉢類が付いてきます。う~ん、申し訳なく思えてしまうほどの価格設定です。
ネタの良さ、料理のセンス、値段も手頃。店内禁煙。「那須で随一の寿司屋はここだ!」と個人的には断言できます。いきなり★★★です!
わさびタップリのせて、日本酒をちびりちびりだね。