指宿といったら、砂むし温泉 |
さて、昼食の後は、宿に荷物を置かせてもらって、指宿最大の名物である砂むし温泉に向かうのです。
指宿駅前の目抜き通りは、休日にも関わらず、こんな状態で閑散としています。「ひなびた」というより、きみこ流に言えば「しなびた」状態です…。実際に宿に着くまでに、見かけた人影はたったの数名。もちろん、クルマは何台か見ましたが。数十年前は、新婚旅行のメッカだった、日本のハワイの行く末にかなりの危うさを感じ、心配になってしまいました。
ユースホステルなんて、こんな状態に・・・。
と思っていたら、南国情緒が中途半端にあふれる砂むし温泉だけには、人がたくさんいました。こんな所にまで、相変わらず中国人はやってきています・・・。こんな所に来る中国人は、もちろん、反日的な感情は持っていないのでしょうね。
砂むし温泉 砂楽
鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18
0993-23-3900
砂蒸しと温泉入浴で900円をフロントで支払います。脱衣所で、素っ裸の上に浴衣を着て、まずは、砂蒸し温泉に向かいます。カメラや携帯は持っていっても大丈夫です。ちゃんとビニール袋に入れてくれます。
おぉ、これが砂蒸し温泉ですね。
このお兄ちゃんたちが、僕を生き埋めにしてくれるのです。
約10分、生き埋めになると、ちょうどいいとのことでしたが、僕は15分ほど埋まっていました。最初はそうでもないのですが、10分近くなると、汗がどっと出てきます。そして、この砂の圧力がなかなかいいのです。雪崩に巻き込まれたら、とても出てこられないだろうなぁというのを実感できる圧です。しかし、このパラソル、眩しくないように気を使って立ててくれるのですが、はたから見れば、けっこう間抜けです…。
ここで発汗した後は、砂を流し、温泉につかります。指宿の温泉は、どこも塩分が多い、しょっぱい温泉のようです。海が近いですからね。そして、源泉かけ流しているところがほとんど。湯量が豊富なんでしょうね。とても、気持ちいい温泉でした。
(写真は翌朝の温泉です。夕方はけっこう混んでいますが、朝方はガラガラなのです)
と気持いい砂蒸し体験をして、こんな景色を眺めながら宿に戻ったのでした。この日は天気が悪かったのが残念でした。