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明日、移る病棟は養療期病棟。今までは1日3時間までリハビリをしてもらえましたが、2時間に減ってしまいます。ということは、自主トレが非常に大切になってくるのです。怠け心を完全に追い出し、日々、計画的に生活せねばなりません。
長いようで、あっという間の6ヶ月でした。リハビリ専門のこの病院に来たのは、事故から約2か月後。まだ、座ることさえ出来ない状態でした。食事も自分では取れないし、排泄もカテーテルとおむつでした。それが今や、杖をついて、ヨタヨタと歩けるくらいになりました。食事もトイレも自分でできるようになりました。
ここまで回復できたのも、病棟のセラピスト、看護師、介護士の皆さんのおかげです。いい人たちばかりで、半年間、リハビリに集中することができました。とりわけ、僕を担当してくれた理学療法士のTさん、作業療法士のSさん、看護師のMさんには、日々、お世話になりました。Tさんには「6年間で担当した脊損患者の中で、最も重症だけど、最も回復が早かった」と言ってもらえました。彼らが置いてくれたマイルストーンが適切だったからこそ、今の僕があると思います。本当にありがとうございました。
皆さんと酒が飲める日を楽しみにしています。病棟が変わっても、今後も宜しくお願いします。