那須のおいしい店21 (清流の里) |
ここは、地元契約農家からの蕎麦粉を自家製粉し、七三の蕎麦を打っています。
たまたま今日から新そばが食べられたのは、地元の粉しか使わないという理由からでした。
そんなこだわりもあってか、栃木商工会連合会のスローフード認定店。
値段も高くないです。
↓ 「おい~、かずお~ぃ!人が写真撮ってるのにかぶるなよ!!」
■清流の里
栃木県那須町
高久乙2714-2
0287-78-0337
天ざる(1000円)。
蕎麦はほんのり甘味を感じ、つゆはかなり薄め。西の人にはいい塩梅のような気がします。
結構、量もあるので、大盛りにしないでもいいかもしれません。
繊細さは微塵もありませんが、下町の不良中学生的なちょっとした荒々しさがいいです。
天ぷらはかき揚げ、舞茸、かぼちゃの3種類。これも下町の不良中学生ですね。
自家製のうどんも「自信あり」との事なので、新そばの時期が終わったら試してみます。
(だって、新そばの時期にはやっぱり蕎麦食っとかないとね)
店内に熊の剥製があるのと、蕎麦湯が薄いのを改善してくれればもっといいのになぁ。
剥製を飾ってしまう神経が僕には全く理解が出来ません。
彼(または彼女)は何のために殺されたのかな。きっと普通に生活していただけなのに。
ちなみにここは虹鱒&岩魚の釣堀を併設しています。
グラム売りの釣堀なので、釣らないでいる方が難しいと思いますが・・・。
子連れで「きゃっきゃ」言いながら釣りをするには良いでしょうね。必ず釣れますから。
蛇足ですが、虹鱒が外来種だって事、知らない人が結構いるんですよね。
北米原産、本名はそのまま直訳、RainbowTroutです。
ブラックバスやブルーギルと同じ外来種なのです。
■後日談
久々に行ってきました。この時期は、蕎麦が全て寒ざらし蕎麦になるのです。栃木しゃもそば(1200円)。甘みが際立つ蕎麦でした。
「寒ざらしそば」を清流の里のサイトからひっぱってくると、下記の通りです。
山形県が発祥の地と言われその昔はお殿様以外たべられなかったと伝わる幻のそばです。寒に入り水温が5度以下の流水に一週間程浸します。寒風にさらすと中の水分が一旦凍ります。約一カ月間手間、ひまをかけ愛情をもって干し上げると余分なアクが抜け、甘み、風味がグッと増します。
■後日談
そばすいとん(900円)。小麦のすいとんの代わりに、蕎麦がきのようなすいとんが入っています。野菜の甘みがつゆによく出ていて。かなりいけました。冬季限定メニューです。
■後日談
けんちんうどん(800円)。これも前々から気になっていたのです。ちょっと寒かったので、体が温まりました。でも、野菜がもっと入っていてほしかったな。
■後日談(2013.02.23)
この季節、この店では、寒ざらし蕎麦が食べられるので、行くっきゃないのです。那須で寒ざらしが食べられるのは、ここと伊王野の道の駅くらいじゃないでしょうか。
栃木しゃもそば(1,200円)です。う~ん、風味豊かです。
もう、ここの庭には、福寿草が咲いていました。
■後日談(2013.12.14)
信濃1号という品種の新そばが食べられるとのことで行ってきました。ざるの大盛りは1100円でした。とても香り高い蕎麦でした。
■後日談(2013.12.21)
前回は鼻が詰まっていたため、また行ってきました。まずは、信濃1号の薀蓄です。
今日は、しゃもつけ蕎麦にしました。やっぱり、ここは、これがいいかなぁ。
漁師でも狩人でもない人が装飾趣味で魚拓や剥製を飾るのはどうしてなのかは想像しかねます。
ジェーン・バーキンさんも剥製を飾って眺めていると落ち着くって言ってたけど。狩猟民族ならではのことなのかしら?