Philip Kubicki Factor Bass |
とうとう、いよいよ、ついに、やっと、中学生の頃からの夢であったBASSを手にしました。僕がBASSを手にした最大の理由である、John TaylorがTHE POWER STATION、及びその直後のDURAN DURANのツアーで使っていたBASSです。中学生だった僕にはとても手の届くしろものではなく、いつか使ってみたいと思っていましたが、その後、日本に正規輸入がされなくなってしまったのです。学生の身分で買えるものでもないので、社会人になっても、虎視眈々と中古でいい状態のもの(Johnが使っていた黒色にしぼり)を探していたのですが、ほぼ完璧といえる代物が出てきたのです。あの頃から四半世紀程が経過しますが、やはりこのBASSは最も美しいと思われます。そして、弾いてみたら、とっても弾きやすく、ミディアムスケールとは思えない音をすんごいいい音を出してくれます。サスティーンの長さは特筆かもしれません。プライウッドのネックもとっても頑健そうです。
↓ このベースの大きな特徴である、ドロップDチューナー。4弦の開放弦をワンタッチでEからDに落とせる優れものです。このシステムだと、4弦のチューニングを変えないで済むってのがいいんです。
Weight≒4.1kg
Body Material : Eastern soft maple
Finish : Gloss Polyurethane
Neck : Laminated hard rock maple - bolt on
Fingerboard : Ebony 7 1/2 inch radius
Nut : Phenolic
Truss Rod : Single - adjustable at headstock
Neck Width at Nut : 1 17/32 inches at the nut
Neck Width at 23rd : 2 15/32 inches
Bridge : Kubicki with internal tuning machines and 3/4 inch spacing
Pickups : Two Kubicki humcancelling
Controls : Two stacked pots (Vol/Pan, Treble/Bass boost), rotary selector switch with passive, active and standby playing positions
Overall Length : 44 1/2 inches
Body Length : 19 3/4 inches
Body Width : 13 1/2 inches
Body Depth : 1 9/16 inches
Players : Roger Waters (PINK FLOYD), John Taylor(DURAN DURAN), Steve Bailey, Tiran Porter(DOOBIE BROTHERS)
このBASSを手に入れるためには色々調べましたが、最も大切な事は、フェンダーカスタムショップ時代のものに手を出さないことです。このあたりは楽器屋さんも判別が付かない場合が多いみたいですが、トーンコントロールが6クリックのものが、カスタムショップではないやつです。カスタムショップのものと、ちゃんとしたオリジナルのもの、下手をしたら、同じくらいの値段で売られていますから、要注意。
Some Like It Hot - Power Station なんとかっちょええアレンジなのか。しかし、もう、ロバート・パーマもトニー・トンプソンもこの世にいないなんて・・・。