那須のおいしい店49 (追原庵) |
家の前のHさんの田んぼに蛍が出ました!近所のイリーガルペンションの宿泊客がガヤガヤ見物にきていたから、何かと思ったら、蛍が飛んでいるのです。知らなかった、去年なんて気づかなかった。まだ知らないことはたくさんありますね。数匹しか飛んでいませんでしたが、来年はもっと増えてくれるかなぁ。
←全然わかりずらいですが、手の中で光る蛍です。多分、ヘイケかな。
ってことで本題です。そもそも、「那須の美味しい店」というカテゴリーに入れるには少し遠い気もするのですが、まぁ、那須を拠点にちょろっと行けるということで・・・。「幻の追原そば」が食べられるとのコピーにすんなりひっかかり、行ってきました。追原そばとは、その昔、松平定信が河内(現・楽翁渓)にお忍びで寄った際に、追原の地で蕎麦を食べ、その味を絶賛されたことに由来するそうです。その後、生産はしなくなってしまったそうですが、200年の時を越え、甦った「こだわり」の蕎麦なのです。その追原産蕎麦粉(無農薬栽培)を100%使って、生産者組合のおばちゃんたちが、石臼挽き、手打ちで、食べさせてくれます。携帯圏外の店で食べる蕎麦はもり(700円)、ざる(800円)、とろろ(900円)のみ。天ぷらすらないストイック蕎麦屋です。
■追原庵 福島県西白河郡西郷村大字鶴生字由井ケ原178-2
Tel: 0287‐25-7245 Open: 11:00-15:00(水曜定休)
注文したのはとろろそば大盛(200円増)。二八の手打ちです。マイルドな感じでもう少しコシが欲しいですが、味はなかなかです。つゆはカツオ風味がほわんとくる甘めの薄め。
たまたま、ほんとの打ち立てが食べられたのはラッキーでした。しかし、灰皿は置かないでほしいものです。外で吸えばいいんだから。