パリ滞在記Ⅳ 20 (ロワール編) |
こんな朝焼けのParisをにレンタカーで出発です。僕はセカンドドライバーとして、主に高速と田舎道を担当します。ロワールまではParisから南西に車をとばすこと2時間程度でしょうか。歴史上の重要都市が多いこの地域には、古城は300もあります。全部はとてもまわっちゃいられませんので、横綱級を2つ見学することにしていたのです。
まず、目指したのはシャンボール城。1519~47年にかけて、フランソワⅠ世のために建てられた、狩猟用の別荘(!)です。目的は狩猟だけなのに、部屋の数は400、城の周囲は31kmって・・・。王の客人であった、ダ・ヴィンチが設計に携わったと言われています。いや~、来て良かった。一見の価値ありです。すごい迫力。
かなり離れないと、城の全景がファインダーに収まりません・・・。きれいな芝生の上を突っ走りました。
見渡す限りの広大な敷地。
イベントの宣伝もしていました。この人、かなり馬の扱いが上手だった。なかなか出来ない小技をさりげなく披露していました。
シャンボール城見学の後は、1軒目のワイン蔵 Les Vins Contés に向かいます。お値段手ごろなBIOワインを造っているところで、気のいい兄ちゃんが片っ端からボトルを開けて試飲させてくれました。ちょうど、収穫の時期だったのです。「いかにも」なおっちゃんたちが作業していました。
まだ、発酵が始まったばかりで、ワインになる前のぶどうジュースを飲ませてくれました。アルコールはほんのり感じられる程度です。これがめちゃくちゃ美味い。これも売ってほしいくらいでした。この時期だからこそのお楽しみでした。
ワインはどれも8€以下。デイリーワインでこんなのが飲めたらいいなぁ。気前のいい兄ちゃんとBIOで8€以下という心意気に敬意を表し、ここでは4本買いました。A家に置いてあるので、年末年始のがぶ飲み用にします。
まっ3もロワール・ブルターニュ編を同時進行していますので、こちらをどうぞ。なるべくかぶらない内容にしなきゃと思いつつ、かぶらない訳もなく・・・。