REBIRTHの日 |
1年あればどんなことが出来たのでしょうか?僕はそのほとんどを治療とリハビリに費やしてきましたが、まだ社会復帰への道は半ばです。長いようで短い1年でした。
いくつかの偶然(奇跡と言った方がいいのかもしれません)が重なり、障害者として生かされたことにどんな意味があるのか、ということを考えてきた1年でもありました。自分なりにその答えは見つけられた気がするので、それを目標に走り続けようと思っています。
「電動車いすが精一杯かもしれない」という所見からここまで回復できたのは、自分でも文字通り「血と汗を流して」必死にリハビリを続けてきましたが、家族や友人の大きな支えがあり、また、セラピストの方々が的確にマイルストーンを置いてくれたおかげだと思っています。本当にありがとうございます。また、経済的に安心して長期間入院していられるのは、福利厚生が充実している会社のおかげです。感謝せねばなりません。
そして、そもそも、今日が命日にならなかったのは、栃木県警高速隊の木崎さんが炎上しかけているクルマから僕を助け出してくれたからなのです。感謝してもしきれません。
たくさんの人たちに感謝をしつつ、来年6月の社会復帰を目指します。まだまだ、やらなければならないことは盛りだくさんですが、毎日コツコツと上を向いて精進します。
あっと言う間というのは、簡単だけど、にいにもご家族も様々な思いと決断の日々だったことでしょう。これからも、ボチボチと焦らずにね。
九州で待ってますよ。
来年の6月まで、まだ時間はあるので、焦らず頑張ります。って言っても、ちょっと焦っちゃうんだけど…。